臨時情報 [20130412]: 【太陽フレア】11日6時55分(UT)に活動領域1719(N09E12)において、M6.5/3Bフレア(7時16分(UT)に最大)が発生しました。SOHO衛星とSTEREO衛星の太陽コロナ画像(LASCO、COR)によると、このフレアに伴い、コロナガスが広範囲に放出されるFull−Halo型のCME(コロナ質量放出)が、地球方向へ向かって、発生しています。【プロトン現象】GOES衛星の観測によると、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、11日8時(UT)頃から上昇をはじめ、11日10時55分(UT)にプロトン現象が発生しました。プロトン粒子フラックスは、11日16時45分(UT)に約114PFUへ達した後は下降し、12日0時(UT)現在は50PFU前後で推移しています。この現象は、11日6時55分(UT)に活動領域1719(N09E12)で発生した、M6.5/3Bフレアの影響により、発生したものと考えられます。今後、前述のフレアに伴い発生したCME(コロナ質量放出)の影響により、プロトン粒子フラックスはさらに上昇する可能性があります。